百万遍知恩寺の手づくり市☆土日祝なら満月本店に寄るべし
先週の3月15日(水)に、百万遍にある知恩寺で手づくり市が開かれていたので、のぞいてきました。
京都には「知恩寺」と「知恩院」があるので、お間違えなきようご注意!
つい2か月ほど前にも一度来ているのですが、その時よりはだいぶ人出が増えた印象です。外国人観光客の姿も目立ちました(烏丸子の見た感じではお客さんの2割くらいがそうかな?)
「手づくり市」というネーミング通り、ハンドメイドのアクセサリーやポーチ・バッグなどの手芸品、焼き菓子やパン、和菓子、お漬物、自家焙煎コーヒーなどの食品のお店がたくさん出店していました。なかには占い小屋(タロット)なんていう変わった出店も。
境内の活気あふれる市の雰囲気をよそに、お堂では厳かに勤行が執り行われていました。
この日烏丸子が買って帰ったのは、こちらのマーマレード。
マーマレード、ものすごいフレッシュで美味しくて、なんで冷蔵庫にあったアヲ●タのいちごジャムを半分載せちゃったんだろう…と後悔。マーマレード全体載せで食べたかった。
今回買ったデコポン以外にも、ミカンやせとか、ネーブルオレンジなど色んな種類のマーマレードがあったので、また行ったら、別の種類も絶対買おうと思いました。
百万遍まで来たなら、こちらのお店、グリーンファームさんにも足を延ばしてみてください。出町柳駅から百万遍の交差点に向かう間にあります。
濃厚というよりはフレッシュなミルク感が強くさっぱりしています。また食べたい。
あと、百万遍にある有名どころと言えば、こちら
京都の鉄板土産、阿闍梨餅の満月本店。阿闍梨餅なら別に京都駅でも買えるし、なんならたまに新宿伊勢丹とかにも置いてるし、と思いました?
実は満月本店と金閣寺店の店舗限定、しかも曜日(土日祝)限定の「満月」という幻?のお菓子があるんですよ。
残念ながら烏丸子もまだ食べたことないんです。
来月の百万遍知恩寺手づくり市(2023年4月15日)はちょうど土曜日なので、満月本店に寄って「満月」買って帰れちゃいますね!
ちなみに京都のお寺や神社の境内や門前では、定期的に市が立ちます。
京都旅行で日付がかぶったら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
有名どころで烏丸子が行ったことあるところをいくつかまとめておきました。
○東寺の弘法市(毎月21日)
通称「弘法さん」。
烏丸子が行った印象だと、骨董まではいかないけれど、割と古い食器や着物などレトロなものが多かった感じ。
ご年配の方を中心に人出も多く、かなり大規模なんですが似たような店が多く、すぐに見飽きました(とにかく砂ぼこりがすごかった…)。
東寺の周辺にはそんなに見どころもないので、東寺に行ったことがない OR レトロな着物や食器などを是非とも買いたい、という人が行くといいかもしれません。
東寺では「弘法さん」のほか、毎月第1日曜日に「骨董市(がらくた市)」も開催されているようです。
○北野天満宮の天神市(毎月25日)
通称「天神さん」。
行ったのがだいぶ前なのでうろ覚えですが、こちらも「弘法さん」と出店のラインナップは似たような感じだったかと。
ただ、北野天満宮の周辺は上七軒など京都らしい風情ある街並みがあり、澤屋の粟餅、北野ラボのパフェ、カステラドパウロのカステラ、とようけ屋山本のお豆腐などのグルメスポットも多く、「天神さん」と合わせて北野天満宮周辺の観光も楽しめるのでオススメです。
以前このブログでも紹介した、平安神宮前で行われている平安楽市。
当時は毎月第二土曜日に開催されていたようなのですが、今は月1回の不定期開催のようです。ホームページを要確認ですね。
お店のラインナップは今回紹介した百万遍知恩寺と似ていますが、規模がより大きく、会場も広くて、全部は見て回れないくらいです。
ベビーカーを押して OR スーツケース引いて回りたい、という方にはこちらが便利そうです。
あんこ好きにはたまらない かさぎ屋の亀山&三色おはぎ
全国的に春を通り越して初夏のような陽気が続きますね。
先週の土曜日はお散歩がてら、ずっと行ってみたかった甘味処「かさぎ屋」さんに行ってきました。
かさぎ屋さんは二寧坂沿いにあります。
かさぎ屋さんの歴史は古く、創業は百年以上前。
あの竹久夢二も通っていた(というか隣に住んでいた)そうです。
昔、文京区の夢二美術館に行って、そこのショップで買った夢二柄のノートをしばらく気に入って使っていたことを思い出します。
竹久夢二、ノスタルジックな画風が乙女心をくすぐりますよね。
私生活は結構ドロドロしてた人だったみたいですが。
そんな大正スイーツ男子・夢二に思いをはせつつ、引き戸を開けた瞬間、ほかほか小豆のいい香り~
店内はあいにくの満席でしたが、もちろん待ちますとも!
待つこと5分ほどで店内へ。
店員さんが煎茶を持ってきてくれました。
以前から食べると決めていた亀山と、三色おはぎをオーダー。
蓋を開けた瞬間、粒あんから立ち昇る湯気のあま~い香り。たまりません。
実は、亀山、という食べ物、今回初めて食べたのですが、ぜんざいやお汁粉とは違い、汁気がほぼゼロなので、あずきという素材を味わう感じ。
大粒でほくほくの小豆を存分に楽しめました。
あったかいあんこって美味しいんですね。
夫用にオーダーした三色萩乃餅(おはぎ)も美味しくって、3種類をひと口ずつもらったのですが「ひと口とか言って半分くらい食べてる」と文句言われました。
はいはい、ごちそうさまでした。
お煎茶と甘味でまったり寛げました。
甘味処の真骨頂のあんこを存分に味わえて大満足でした。
帰り道、二寧坂を下っていく途中、かさぎ屋さんの数軒隣りにこんなお店を見つけました。なんのお店かわかりますか?看板をよく見てください。
このへんにあるとは聞いてましたが、街並にとけこみすぎてて気づきませんでした。
「椿のお寺」霊鑑寺と平安楽市
昨日は椿で有名な霊鑑寺にお出かけしてきました。
特別拝観の時期以外は、一般公開されていないお寺で、椿のお寺として有名です。
2022年の春の特別拝観は今日(4/10)までで、昨日は最終日の1日前ということもあり、椿の見頃が終わってるかなと心配していたのですが、まだ十分見ごたえのあるお庭でした。
椿の赤・ピンク・白が鮮やかな、わびさびとは違う乙女チックな趣で楽しめました。ほどほどの人出だったのも、静かにお庭を眺めることができて良かったポイントです。
秋の紅葉の時期にも特別拝観をしているとのことで、秋は秋で紅葉が苔の緑に映えて綺麗でしょうね。秋も人出が少ないなら来てみたいです。
ランチは霊鑑寺から歩いて5分ほどのTo-la-laというスパイスカレー屋さんに寄ってみました。家庭的な感じでした。
行きのバスに乗っていた時に平安神宮前で何かマーケットが開催されているのが見えて、霊鑑寺の帰りにそのまま足を延ばしてみました。
平安楽市(岡崎公園手づくり市)というのが毎月第2土曜日に開催されているそうで、アクセサリーや陶器などの雑貨から、スイーツやコーヒーお漬物などの食品まで、様々な手作りの品を売るお店が出店されていました。なんか自由な雰囲気がとても良かったです。
並ばなくても買える 出町ふたばの豆餅
言わずと知れた京都名物「出町ふたばの豆餅」。
観光シーズンともなると、開店とともに鴨川デルタ横に出現するあの長ーい行列も、豆餅とともに京都の名物と言えるかもしれません。
最近読んだ『ながたんと青と』という戦後復興期の京都を舞台にしたマンガでも、主人公がこの豆餅を食べるシーンがあって、「こんな時代から人気だったのね」と感心すると同時に「あ~豆餅食べたい!」と豆餅欲を掻き立てられてしまい、いざ今日のおやつ、豆餅を買いに行ってきました。
買いに向かった先は、出町ふたばではなく、四条河原町にある京都高島屋のデパ地下「銘菓百選」というコーナーです。
出町ふたばの定休日以外は毎日午前10時半と、14時から販売されています。
販売開始時間ぴったりに行くと行列してることが多いですが、烏丸子が到着した14時半にはレジカウンターで並ばず普通に買えました。今日は4月の金曜日ですが、平日なら今みたいな観光シーズンでもこんな感じかと。
やわらかい羽二重餅となめらかで上品なこしあん、ほっくりとした赤えんどう豆の塩味が絶妙なバランスで、2個は余裕でいけちゃいます(1個は在宅中の烏丸夫にあげましたが…)。
ちなみに京都高島屋だけでなく、京都駅の伊勢丹デパ地下でも豆餅は買えますよ。以前に行ったときは、メゾンカイザー寄りの出入り口近くに看板が立っていて、販売時間前になると伊勢丹の店員さんが出てきてその指示に従って並ぶ形式だったのですが、今はどんな販売方法になっているかわからないので、気になる方は調べてみてください。
ただ、出町柳の出町ふたばの店舗に行けば、豆餅以外にも季節に応じた魅惑的なラインナップが揃っていますし、何よりあの鴨川デルタのパワースポット的な癒し効果を体感せずに京都から去るのはもったいないので、ぜひ訪れてみてほしいです。
出町ふたばの隣の隣にある、ミートショップマイスターというお肉屋さん(ラム肉やジビエで京都では有名)もおすすめで、コロッケやカツを注文に応じて揚げてくれます。
鴨川デルタで甘い和菓子とサクサクの揚げ物とか、最高じゃないですか?
京都の隠れた名品 平安白道舎の黒七味
京都土産の定番でもある七味。
原了郭の木の入れ物に入った黒七味が有名ですよね。
烏丸子がよく行く「麺匠たか松」(つけ麺が美味しい)のカウンターにも原了郭の黒七味が常備されていて、初めて味わったときには、これまでの七味の概念が覆された気がしました。
原了郭の黒七味も間違いないのですが、よりパンチ力のある、香り高い黒七味が西院で買えます。
西院には京都三大ディープスポットと言われる折鶴会館もあって、駅前は割と飲み屋さんで賑わっていますが、一歩入ると住宅街の雰囲気。そんな西院の住宅街で、絶品の黒七味が、なんと無人販売!されてます。
ここの黒七味を知ったきっかけは、西院在住の方のホームパーティー(ていうか宅飲み会)。卓上網焼き機でエイヒレをあぶってマヨ七味で食べる、という渋くて最高のおもてなしを受けたのですが、そのときに食卓に登場したのがこちらの黒七味でした。
七味としてはかなり辛い方で、ピリリっとしびれるような、それでいて爽やかな辛味がやみつきとなり、お店を教えてもらって即購入。以来無くなるとわざわざ西院まで買いに行っています。
柚一味も、柚子の爽やかな香りに間髪入れずストレートな一味の辛味が飛んできて、これはこれで調味料として色々使いどころがありそうです。でも初めて買うなら断然黒七味推し。
我が家では王将の餃子に平安白道舎の黒七味を振って食べるのが定番です。月に2回は必ず生餃子を買ってきて自宅で烏丸夫(烏丸子の夫)が焼くのですが、京都に来てからだいぶ焼きの腕を上げました。
ちなみに餃子の王将発祥の地(1号店)は西院の隣、大宮駅にありますよ。
My Favorite apple pie in Kyoto
お花見シーズンだというのに、あいにくの雨の京都。
雨で気分も上がらない日曜を少しでも盛り上げたくて、お気に入りのアップルパイを買いに行ってきました。
京都で出会ったアップルパイは、坂田焼菓子店や松之助、ナカムラジェネラルストアなどアメリカンホームメードスタイルが多かったように思うのですが、Favorite のアップルパイは昭和洋菓子風とでも言うのかな、小さい頃に母が持っていたレシピブックに載っていそうな雰囲気のものです。
お店でアップルパイの入った箱を受け取ると、そのずっしりとした重さに驚くかもしれません。
このボリュームで1カット税込み540円(最近20円値上がりしてのこの価格)。
これでもか!とパイのなかに積み上げられたりんごは、程好い食感で甘すぎず、意外なほどペロリといけちゃいます。素朴にシンプルに美味しい。うれしい。
アップルパイと一緒に幸せな午後を過ごしました。
満開の京都の桜とスパイスカレー
今日はお花見がてら円山公園方面をお散歩してきました。
京都中心部の桜はもう満開です。
京都はいろんな種類の桜が植わってるのと、北の方・山の方は気温が低いので、場所を選べばまだしばらくお花見を楽しめそうです。
お散歩ついでに気になっていたスパイスカレー屋さんに寄ってきました。
八坂神社から歩いて数分、東大路沿いにあるsono58というお店です。以前行って美味しかった岡崎方面にある58DINERというハンバーガー屋さんの系列店とのことで、期待がふくらみます。
アチャール(ピクルス的なお野菜たち)が小鉢で別に出てくるので、基本ぬるめのスパイスカレーが更に冷めることがなく、ありがたかったです。
カレーは酸味強めのマイルドな味わいでした。辛いのが苦手な人でも大丈夫かと思います。一番上に添えてある菜の花の素揚げに春を感じました。
京都には(というか関西は、なのかな?)スパイスカレー屋さんがたくさんあって、烏丸子も京都に来てからはまって、あちこち食べ歩いています。
烏丸子のお気に入りはラ・カリーとアジパイ、南国ジンジャーです。
ラーメンと一緒でスパイスカレーも人それぞれ好みがある食べ物かと思うので、皆さん京都に来た際には、お気に入りのスパイスカレー屋さんをを探してみてください。