京都在住 烏丸子の 京都の ええもん みぃつけた

東京→京都移住者による 観光客の知らない京都

並ばなくても買える 出町ふたばの豆餅

言わずと知れた京都名物「出町ふたばの豆餅」。

観光シーズンともなると、開店とともに鴨川デルタ横に出現するあの長ーい行列も、豆餅とともに京都の名物と言えるかもしれません。

最近読んだ『ながたんと青と』という戦後復興期の京都を舞台にしたマンガでも、主人公がこの豆餅を食べるシーンがあって、「こんな時代から人気だったのね」と感心すると同時に「あ~豆餅食べたい!」と豆餅欲を掻き立てられてしまい、いざ今日のおやつ、豆餅を買いに行ってきました。

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レジカウンター上に積まれている白い包みが「出町ふたばの豆餅」です

買いに向かった先は、出町ふたばではなく、四条河原町にある京都高島屋のデパ地下「銘菓百選」というコーナーです。

出町ふたばの定休日以外は毎日午前10時半と、14時から販売されています。

販売開始時間ぴったりに行くと行列してることが多いですが、烏丸子が到着した14時半にはレジカウンターで並ばず普通に買えました。今日は4月の金曜日ですが、平日なら今みたいな観光シーズンでもこんな感じかと。

出町ふたばの豆餅

名代豆餅2個入り税込み400円。お日持ちは当日中です

出町ふたばの豆餅

いびつな形から餅のやわらかさが伝わる。ほんとは2個とも食べたい

出町ふたばの豆餅の断面

写真なんかもういいから早く食べたい!のピークのとき

やわらかい羽二重餅となめらかで上品なこしあん、ほっくりとした赤えんどう豆の塩味が絶妙なバランスで、2個は余裕でいけちゃいます(1個は在宅中の烏丸夫にあげましたが…)。

ちなみに京都高島屋だけでなく、京都駅の伊勢丹デパ地下でも豆餅は買えますよ。以前に行ったときは、メゾンカイザー寄りの出入り口近くに看板が立っていて、販売時間前になると伊勢丹の店員さんが出てきてその指示に従って並ぶ形式だったのですが、今はどんな販売方法になっているかわからないので、気になる方は調べてみてください。

ただ、出町柳出町ふたばの店舗に行けば、豆餅以外にも季節に応じた魅惑的なラインナップが揃っていますし、何よりあの鴨川デルタのパワースポット的な癒し効果を体感せずに京都から去るのはもったいないので、ぜひ訪れてみてほしいです。

出町ふたばの隣の隣にある、ミートショップマイスターというお肉屋さん(ラム肉やジビエで京都では有名)もおすすめで、コロッケやカツを注文に応じて揚げてくれます。

鴨川デルタで甘い和菓子とサクサクの揚げ物とか、最高じゃないですか?

でも鴨川のトンビには気をつけて