京都在住 烏丸子の 京都の ええもん みぃつけた

東京→京都移住者による 観光客の知らない京都

あんこ好きにはたまらない かさぎ屋の亀山&三色おはぎ

法観寺五重塔付近、観光客でいっぱいでした(2023年3月4日)

全国的に春を通り越して初夏のような陽気が続きますね。

先週の土曜日はお散歩がてら、ずっと行ってみたかった甘味処「かさぎ屋」さんに行ってきました。

かさぎ屋さんは二寧坂沿いにあります。

歴史を感じるお店のたたずまい

かさぎ屋さんの歴史は古く、創業は百年以上前。

あの竹久夢二も通っていた(というか隣に住んでいた)そうです。

昔、文京区の夢二美術館に行って、そこのショップで買った夢二柄のノートをしばらく気に入って使っていたことを思い出します。

竹久夢二、ノスタルジックな画風が乙女心をくすぐりますよね。

私生活は結構ドロドロしてた人だったみたいですが。

夢二も甘党だったのかな

そんな大正スイーツ男子・夢二に思いをはせつつ、引き戸を開けた瞬間、ほかほか小豆のいい香り~

店内はあいにくの満席でしたが、もちろん待ちますとも!

ウィンドウのお品書きを眺めて待ちます

待つこと5分ほどで店内へ。

店員さんが煎茶を持ってきてくれました。

煎茶の入った茶器もレトロで素敵

以前から食べると決めていた亀山と、三色おはぎをオーダー。

来た~念願の亀山(900円)!ほかほか小豆たっぷり

蓋を開けた瞬間、粒あんから立ち昇る湯気のあま~い香り。たまりません。

実は、亀山、という食べ物、今回初めて食べたのですが、ぜんざいやお汁粉とは違い、汁気がほぼゼロなので、あずきという素材を味わう感じ。

大粒でほくほくの小豆を存分に楽しめました。

あったかいあんこって美味しいんですね。

三色おはぎ(750円)も絶品でした

夫用にオーダーした三色萩乃餅(おはぎ)も美味しくって、3種類をひと口ずつもらったのですが「ひと口とか言って半分くらい食べてる」と文句言われました。

はいはい、ごちそうさまでした。

お煎茶と甘味でまったり寛げました。

甘味処の真骨頂のあんこを存分に味わえて大満足でした。

 

帰り道、二寧坂を下っていく途中、かさぎ屋さんの数軒隣りにこんなお店を見つけました。なんのお店かわかりますか?看板をよく見てください。

京都バージョンのスタバです

このへんにあるとは聞いてましたが、街並にとけこみすぎてて気づきませんでした。

のれんをくぐってスタバに入るのも面白いですね