あんこ好きにはたまらない かさぎ屋の亀山&三色おはぎ
全国的に春を通り越して初夏のような陽気が続きますね。
先週の土曜日はお散歩がてら、ずっと行ってみたかった甘味処「かさぎ屋」さんに行ってきました。
かさぎ屋さんは二寧坂沿いにあります。
かさぎ屋さんの歴史は古く、創業は百年以上前。
あの竹久夢二も通っていた(というか隣に住んでいた)そうです。
昔、文京区の夢二美術館に行って、そこのショップで買った夢二柄のノートをしばらく気に入って使っていたことを思い出します。
竹久夢二、ノスタルジックな画風が乙女心をくすぐりますよね。
私生活は結構ドロドロしてた人だったみたいですが。
そんな大正スイーツ男子・夢二に思いをはせつつ、引き戸を開けた瞬間、ほかほか小豆のいい香り~
店内はあいにくの満席でしたが、もちろん待ちますとも!
待つこと5分ほどで店内へ。
店員さんが煎茶を持ってきてくれました。
以前から食べると決めていた亀山と、三色おはぎをオーダー。
蓋を開けた瞬間、粒あんから立ち昇る湯気のあま~い香り。たまりません。
実は、亀山、という食べ物、今回初めて食べたのですが、ぜんざいやお汁粉とは違い、汁気がほぼゼロなので、あずきという素材を味わう感じ。
大粒でほくほくの小豆を存分に楽しめました。
あったかいあんこって美味しいんですね。
夫用にオーダーした三色萩乃餅(おはぎ)も美味しくって、3種類をひと口ずつもらったのですが「ひと口とか言って半分くらい食べてる」と文句言われました。
はいはい、ごちそうさまでした。
お煎茶と甘味でまったり寛げました。
甘味処の真骨頂のあんこを存分に味わえて大満足でした。
帰り道、二寧坂を下っていく途中、かさぎ屋さんの数軒隣りにこんなお店を見つけました。なんのお店かわかりますか?看板をよく見てください。
このへんにあるとは聞いてましたが、街並にとけこみすぎてて気づきませんでした。